エピソードストーリー

EPISODE STORY

サッカーには夢がある

日本プロサッカーリーグに所属する「V・ファーレン長崎」がジャパネットグループに加わって1年が過ぎた。それまでトップスポンサーだったジャパネットが、株式100%の取得にこだわり、長崎のサッカークラブをグループ化した想い、そして目指す未来とは…。

長崎への恩返し

2017年初め、V・ファーレン長崎は経営不振に陥りチームの存続が危ぶまれていた。トップスポンサーであったジャパネットホールディングスは、スピードある改革が必要という判断から、株式100%を取得する全面的な支援を発表。そこには長崎唯一のプロサッカーチームが消滅するということは絶対にしてはいけないという、創業の地である長崎への強い想いがあった。その後すぐに社長の髙田旭人は、全社員に直接メールを送り、経営再建に参画したい社員を募集した。

応募条件は3つ。長崎が好きであること。サッカーが好きであること。そして意志を持って参加すること。その日のうちに多くの社員が手を挙げ、その中の数名とともに準備室の立ち上げが行われた。その後代表取締役にジャパネットの創業者である髙田明が就任し、5月に新生V・ファーレン長崎はスタートを切った。

長崎への恩返し

ジャパネットだからできること

V・ファーレン長崎がジャパネットグループの一員になった価値を選手やファンにも提供すべく、「ジャパネットだからできること」は何かを熟考し、さまざまな取り組みを行ってきた。例えば選手に対しては、ジャパネットと縁のある講師を招き健康管理・知識・メンタル面の強化を実施。また、メーカー様とも提携し、食生活や睡眠サポートを導入した。そして「試合前も後も楽しめるスタジアム」を目指し、スタジアムグルメを充実させ、ゴール裏にはLED看板を導入し、新規のグッズ開発も精力的に行った。お客様に喜んでいただきたいのはもちろんのこと、V・ファーレン長崎が独立して採算が取れる組織になるよう立て直しを行う。

ジャパネットだからできること

過去から続いてきたパスをつないで

経営的な不安を取り除き、監督や選手が試合に集中できる環境を整え、クラブの組織改革を行い、選手の強化やスタジアム整備などの取り組みが功を奏したのか、その年、V・ファーレン長崎は見事J1昇格の切符をつかんだ。大きな課題の一つでもあった観客数は22,000人を超え、クラブ史上初を記録した。まさに手探り状態ながら堅実に歩んできた成果が報われた瞬間だった。
しかし、これらは一つの通過点でしかない。長崎にプロのサッカーチームを作ろうと先人から続いてきたパスを、ジャパネットが受け取り1本のゴールを決めた。そして、試合はまだ終わっていないのだ。

過去から続いてきたパスをつないで

たくさんのワクワクを、未来に夢と平和を

勝つことはあくまで手段。勝つことによってもたらすことがある。それこそが、V・ファーレン長崎が掲げるミッションである「サッカーを通してたくさんのワクワクを生み出しながら、未来に平和をつなげていく」ことだ。舞台が変わっても、ジャパネットがV・ファーレン長崎を通して目指す未来は今も同じだ。
2018年からは日本ユニセフ協会と共同で支援プロジェクトを発起し、ジャパネットホールディングスとして3年間で1億円の寄付をすることで、ユニフォームの背中にユニセフのロゴを入れた。また、世界の⼦どもたちへ教育やスポーツを通して⽀援を届ける活動も始める。
長崎のクラブチームだからこそできることにこだわりたい。子どもたちの夢を育み、世界に平和を発信していくという想いを胸に、V・ファーレン長崎は、次の未来に向かっていく。

たくさんのワクワクを、未来に夢と平和を