ジャパネットホールディングス(以下、ジャパネット)は、シント=トロイデンVV(以下、STVV)との資本業務提携およびプラチナスポンサー契約の締結を発表する記者会見を、2025年7月22日(火)に東京・合同会社DMM.com(以下、DMM)本社にて実施いたしました。
本提携により、ジャパネットはDMMグループよりSTVVの株式の19.9%を取得、保有割合は第2位となります。ライセンス委員会の承認をもって正式に株式譲渡が成立する予定です。また、2025-2026シーズンより、トップチームユニフォーム(鎖骨部分)にジャパネットのロゴが掲出されます。
本会見には、STVV CEO 立石敬之氏(ベルギーよりオンライン参加)、DMM最高執行責任者(COO)の村中悠介氏、DMM 上級執行役員の緒方悠氏、ジャパネット 代表取締役社長 兼 CEO 髙田旭人が登壇。多数のメディア関係者が出席する中、両社の提携の背景や今後の展望について発表が行われました。
冒頭では、DMMの村中氏、緒方氏から、2017年にDMMがSTVVを買収して以来、クラブが歩んできた道のりと、その発展の過程が語られ、今回の提携が「日本から世界へ挑戦するプロジェクト」のさらなる加速につながる大きな一歩であることが語られました。
また、STVV CEO 立石氏は、「ジャパネット様との提携は非常に光栄であり、大変心強く感じています。クラブはこれまで、DMMに加え、マルハン東日本カンパニー様、セプテーニ・ホールディングス様、そして今回のジャパネット様という日本企業の皆さまに株主としてご支援いただいています。さらに、日本からのスポンサー企業も140社を超え、“オールジャパン”で世界を目指す体制が築かれつつあります。この提携を通じて、日本と欧州の架け橋として、より価値ある存在となっていけると確信しています」と述べ、クラブの展望と日本サッカー界への貢献意欲を示されました。
会見中には、今季V・ファーレン長崎からSTVVへ加入した松澤海斗選手からのビデオメッセージが上映されました。松澤選手は「お世話になった(髙田)旭人さんをはじめ、(ジャパネットの)社員の皆さんとまた関わることができるのをとても嬉しく思っています」とコメントしました。
ジャパネット 社長の髙田からは、「V・ファーレン長崎での活動やスポーツ・地域創生事業を通じ、通販の枠を超えた事業展開を進めてきました。STVVの取り組みに強く共感しており、日本人選手の海外挑戦を支える土壌をともに広げていきたいと思っております。」とコメント。今後は、ジャパネットが運営するBS放送局「BS10」におけるSTVVの試合中継や特別番組の制作、旅行ツアー事業との連携、スポンサー獲得手法の共有など、具体的な協業プランにも触れられ、STVVの国内認知拡大やファン接点の強化への構想を発表いたしました。
ジャパネットは今後も、「今を生きる楽しさ」を!の企業理念のもと、通信販売事業ともう1つの柱である、スポーツ・地域創生事業を推進してまいります。