V・ファーレン長崎の大村市クラブハウス構想 計画中断のご報告

2020/07/30

株式会社ジャパネットホールディングス(本社:⻑崎県佐世保市/代表取締役社⻑ 兼 CEO:髙⽥旭⼈)は、グループ会社のプロサッカークラブ V・ファーレン長崎(本社:⻑崎県諫早市/代表取締役社⻑:髙田春奈)の大村市クラブハウス拠点整備(以下、大村クラブハウス構想)について、大村市(本庁:⻑崎県大村市/市長:園田裕史)と約1年半協議を重ねてまいりましたが、双方の条件が折り合わず、この度計画を中断することとなりましたのでご報告いたします。

■大村市クラブハウス構想について
2024年に完成を目指す「長崎スタジアムシティプロジェクト」にも通じる「スポーツを通じた人材育成・強化」「子どもたちの未来につながる環境づくり」を実現したいという想いから、2018年に公募を実施し大村市より関心表明書を提出いただきました。工業団地でのホームタウン構想を共に目指しておりましたが、自治体側の要件と折り合わず、総合運動公園隣地のクラブハウス建設としてご提案いただき、東側のクラブハウスを弊社が開発し、西側のグラウンド、体育館を大村市が開発することで協議を進めてまいりました。

▼大村市との協議内容

西側:大村市が費用負担
グラウンド3面と体育館の建設を目指し、まずは、そのうちの2面を先に建設することで工期短縮を協議していた。
東側:弊社が費用負担
完成までのスピードと、より質の高いクラブハウスを実現するために当社からの出資も必要と判断し、議会での決議が出れば土地を取得できるよう調整を進めていた。

 

▼全体イメージ

 

大村市からの回答
7月21日(火)に西側の開発について大村市より以下の最終回答をいただいております。

整備スケジュールについて:
サッカー場2面:2024年8月見込み(早くても2024年3月)

残りのサッカー場1面と体育館:2032年~2034年見込み

使用料・維持管理費について:
人工芝サッカー場:年間300万円程度をジャパネットが支払い

天然芝サッカー場:年間1000万円程度をジャパネットが支払い

 

本構想については弊社だけで進めるものではなく、自治体と企業が同じ方向を向き進めていくことを目指していました。
大村市からも弊社からもいくつもの歩み寄りの案を出し合いましたが、最終的には理想の競技場面数よりも少ない計画となり、
また最終の完成が2032年と想定より11年の遅れが見込まれることなどから総合的に判断した結果、
現状での実現は困難だと判断し、計画を中断することにいたしました。

 

■髙田旭人コメント
今までクラブハウスの完成を楽しみにしてくださっていた方々に対して、このような発表となってしまいましたことを大変心苦しく思います。長崎県そして大村市の未来に繋がると信じ、弊社としても当初計画段階以上の投資を提案しながら完成を目指しておりましたが、大村市としてのお考えもあり、合意に至ることができませんでした。
残念ながら大村市クラブハウス構想は実現できませんでしたが、魅力的で、強く、愛されるアジアNo.1のクラブを築いていくという信念は変わりませんので、これからもクラブとしてできる限りのチャレンジをしてまいります。園田市長をはじめ市職員の皆様、大村市議会議員の皆様、本構想の実現に向けてご尽力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

 

■記者発表のご案内
8月1日(土)10:00より本構想について弊社よりご報告させていただきます。
Youtubeにて一般公開いたしますので、お時間がある方はぜひご覧いただけますと幸いです。
https://youtu.be/8Tp0FFDeRVg

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